ten noh ni naritai

2006年2月14日
本当はほとんどの日本人にとって、どーでもいい話しなのである。
だからといって、滅茶苦茶になれと思っているわけではない。
うまくいってくれればいいのである。

まず、神道の人には、それなりに切実な問題なのかもしれない。
これまでの続いてきた伝統が、変えられてしまう。
同じ理由で、日本の文化の廃頽をうれる人たちにも、切実だろう。

次に、天皇家が、日本を軍国主義なりなんなにりにすべく、利用されるかも知れないと思う人にも切実だろう。

男系とは、父親を辿ると、いつかはどなたかの天皇に辿りつく。
これが、日本の皇族は長らく続いている。

僕が天皇ならこう思う。
「どっちでもいいから、うまくみんなで決めてくれ。
あまり子や孫を困らせないように」

でも、これはやはり僕の考えは、天皇には、程遠い勘がのような気がする。

「脈脈と続いてきた、天皇家という文化、伝統を、自分の代で途絶えさせることは、あまりしたくない。
いずれ、少しづつ変わることは、仕方がないとしても、この世代だけで、変えてしまうことは、後々、取り返しが付かない後悔を、後の世代がするのは心苦しい。」

僕は、これよりもっともっと、尊い考えでいらっしゃるのではないかと思う。
ちなみに僕は形式上、天皇に敬語を使うのではなく、本当に尊敬するからそうしている。
昭和天皇にならばそうしない。

僕は、これの超ミニマム版ではあるが、自分の先祖の血や文化、考えを、強制的ではなく「じわっと」引き継ぐように育てられた。
先祖を敬う気持ちはいまだにないが、「じわっと」間違っていないことは、有無なく引き継ごうと思っている。捨てるかどうかは、後の者たちが決めればいい。

脈々と続いていることは、いかにくだらないことであろうと、簡単にはすれてれないものであるし、それでいいと思う。

立花隆なんかが、DNAを持ち出して、女系の方が・・・みたいなことをいっているが、それはそれである。
だからやめるのではなく、じゃあ、本気で女系にするべきだ。
それはそれで、今の天皇制に合致しているのかもしれない。

遺伝学的には、女系の方がよいというのであれば、女系に変えても、その本質は受け継がれていることになる。

次に、僕が、皇太子だったら。
これは難しい。
けれど、責任を感じてしまうだろうなと思う。
だけど、誰もせめてくれないし、開き直るわけにもいかない。

僕が皇太子なら、よろこんで側室を作るが、本当の皇太子は、そこまでして男の子が欲しくないのだろう。
弟に期待するだろう。

では、僕がそのまわりの皇室の者なら。

やはり天皇になりたい!!
これは多分、正解だろう。
せっかく宮家に産まれ、チャンスがそこにある。
ならばなりたい!

僕は、今の局面は、そうみている。

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