怯えるもの

2004年11月9日
僕は常に怯えている。

人の気持ちが見えない。
しかし、見えないことがわかるということは、そこに心があることはわかっている。

わかっているというのは、勘違いかも知れない。
それがわからない。

人が何かを考えていると思えば、それが僕の怯えとなる。

何を怯えるのか・・・

僕が他人の気持ちがわからないということが、ばれることが怖い。
他人の気持ちは、僕の一大関心事なのである。

なぜそんなに関心事なのだろうか。

それが故に苦しむのに。
きっとそれに苦しまない人は、それは感じとっていれているのではなくて、実はそれが関心事でないからだ。

おそらくではあるが、きっとそうなのだ。

僕たちは、勝手に苦しんでいるに過ぎない。
きっとそうなのだ。

けれど、それはわからない。

本当は、僕以外の人たちは、もっとわかりあっているのかもしれない。そうとも思える。
同じものに笑い、泣き、感動している。
僕にはそれができたためしがない。

僕が、本当は、誰とも共感できない人間だと、他人が知ったら。
僕は捨てられる。

それが怖いのだろうか。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索