算数の授業で「銀行強盗」の例使う 宮城の小学校教諭の回答と解決
2004年6月25日 日常ある方の日記で、答えが導けていなかったので、ご回答を。
問題
「7人で銀行強盗をして札束を山分けしたら2束足りません。そこで2人を殺しましたが、それでも2束足りません…札束は何束でしょう」
これはこう考えます。
連立方程式では解くのではありません。
なぜなら、一致しているのは、2束足りないということだけだから、7で割っても、5で割っても、2足らない回答は、複数考えられるからです。
7で割ったら、2足らない数字。
5で割ったら、2足らない数字。
これは、どうでしょうか?
7で割ったら、余りが0の数字。
5で割ったら、余りが0の数字。
そう、その数字が同じものを探る場合は、公倍数ですね!
7と5の公倍数は、35、70・・・・
それに2を引けばいいのです。
33、68・・・・
33束を7人で→33÷7=5に2足らない
33束を5人で→33÷5=7に2足らない
※足らないがわからない方は、余るで考えてみてもいいかも・・・
解決方法。
この問題の意図は、いくらあるのか、犯人たちはしりたい。
これ以上、殺し合いは避けたいから、
いくらあるのか知りたいのだろう。
束で分けるということは、同じ札束に違いない。
違う札束(1万と千円)で、同じ数にしようとするようなアホはいない。
しかし、2束足らないから、2人を殺すほどのアホなので、この問題を解くのは厳しい。
だから、答えは明日の朝刊で確かめる。
朝刊でなくても、ニュースでもいいが。
その方が確実だ。
では、授業終了。
問題
「7人で銀行強盗をして札束を山分けしたら2束足りません。そこで2人を殺しましたが、それでも2束足りません…札束は何束でしょう」
これはこう考えます。
連立方程式では解くのではありません。
なぜなら、一致しているのは、2束足りないということだけだから、7で割っても、5で割っても、2足らない回答は、複数考えられるからです。
7で割ったら、2足らない数字。
5で割ったら、2足らない数字。
これは、どうでしょうか?
7で割ったら、余りが0の数字。
5で割ったら、余りが0の数字。
そう、その数字が同じものを探る場合は、公倍数ですね!
7と5の公倍数は、35、70・・・・
それに2を引けばいいのです。
33、68・・・・
33束を7人で→33÷7=5に2足らない
33束を5人で→33÷5=7に2足らない
※足らないがわからない方は、余るで考えてみてもいいかも・・・
解決方法。
この問題の意図は、いくらあるのか、犯人たちはしりたい。
これ以上、殺し合いは避けたいから、
いくらあるのか知りたいのだろう。
束で分けるということは、同じ札束に違いない。
違う札束(1万と千円)で、同じ数にしようとするようなアホはいない。
しかし、2束足らないから、2人を殺すほどのアホなので、この問題を解くのは厳しい。
だから、答えは明日の朝刊で確かめる。
朝刊でなくても、ニュースでもいいが。
その方が確実だ。
では、授業終了。
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