それが軽薄

2004年6月20日 恋愛
もう彼女には、今日すでに話したことだけど、記憶しておくためにも、ここに記しておく。

ある言葉の定義について、僕たちは明らかに間違っていたし、
僕たちの行動指針にも影響する。

僕たちの、これまでの苦悩はここにあったのかと、原因が解明したと思える程のことであった。

僕は、今日、あるドラマを見ていた。
そのドラマを明かすとこの衝撃が陳腐になる可能性もあるので、明らかにしないが、まあ、連続ドラマの視聴率が歴代で最も悪いと言われているあれである。

主人公(女子)には、かすかに約束をした相手(男子)がいる。
その相手の男子には、長く会っていなかった母がいて、その母はガンだ。

その母のために、その男子は母と一緒に暮らすことになる。
そこには、母の幼女(女子)がいた。
母は、幼女とその男子が結婚することを望んだ。
幼女も男子を好きになり結婚を望んだ。

けれど、男子は断っていた。

主人公は、その母に生きること望みを捨てないことを、迫る。
そして、まあ、ここはどうでもいいが、その母とその男子は、
主人公の祖父の家で過ごすことになる。

そして、幼女は、主人公に母の力になってもらうために男子に会わない約束をする。
すると気のいい主人公も、会わないと。

まあ、これもどうでもいい。

ついてきてるか?

けれど、その幼女は、その約束を破り、男子に会いに行く。
そして、私はあなたが好きだ。
母のためにも一緒になって欲しいと。
けなげに、男子に泣いて抱きつく。

さて、ここで男子が言い放った言葉。

「やめてくれ。僕はそんなに軽薄に見えるのかな」







軽薄!!!!!








そこで抱きしめてあげるのは、軽薄!!!!!!







優しさじゃないの!!!!!!







人間らしさじゃないの!!!!!







繊細さじゃないの!!!!!







うそっ!!!!!







軽薄とは、そのこともいうの!!!!!







軽薄って、もっと誰でも彼でもってことだと・・・・・


僕たちは、軽薄だった。
軽薄が悪いことも知っている。
軽薄になりたいとも思っていない。


僕は、軽薄だった。
優しさ(ある種の)と軽薄を勘違いしていた。

それはお互い。



「僕は、まだそんなに軽薄に見えるのかな」

そう言おう。

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