この日記の意味

僕は孤独だった。
人間はみな孤独であるという意味を超えて、
僕は自分の姿を誰かに曝すことはできなかった。

そして、この場所を見つけた。
僕は自分を客観視する能力を失っていたのだろう。
客観視することが無駄に感じた。

自分を客観視しても、得るものは少ない。
せいぜい悲観的な気分になるだけだ。
生きる意味など元からない。
ただ死ななければいいのだ。
そうすれば何かが湧いてくる。
欲望が湧いてくる。

だから欲望の赴くままに動いた。

そして何も得なかった。
何の満足感も得なかった。

失恋のトラウマ
無気力な結婚
夫婦生活の失敗
起業
溢れるエネルギー
別居
孤独な経営
荒れる生活
親友の自殺
刹那な性愛

そして僕はこの日記を書き始めた。

なおも続く性愛
純愛と裏切り
冷める愛への欲求
絶望の日々

運命の出会い
目覚める愛への欲求
傷つく愛
負けないココロ
夫婦の再会
離婚の決意
深まる愛

ぶつけ合い、通い合う気持ち

僕に正直この日記は必要がなくなってきてしまった。