友達の誕生日

今日は、僕の友達の誕生日だった。
彼に会いに行きたかったけれど、時間が作れなかった。
ごめんね。

　僕はあらゆる面で相変わらずです。
　いまな新しい彼女がいてるねん。
　若いねんで。
　9歳も年下。
　けど、俺らはこれぐらいの子がいいわ。
　仲いいもん。
　覚えてる？京子
　お前と一緒に引っ掛けた。。。
　あの子と仲良かったやろ。
　あれぐらい。
　かわいい子があうねんわ。やっぱり。
　ほんとは、おっとりしてるから。

　お前もそうしたら良かったのにな。
　相変わらず、俺ら子供いてないしな。
　子供は作るのに。。。
　罰当たりやな、ほんま。
　
　仕事は、それなりにどうにかなってるわ。
　楽なこともないし、儲かるほどでもないけど、
　別に死ぬほど働いているわけでもないし、
　借金するほどじゃないわ。
　はじめたときよりは、倍ぐらいになったかな。
　あんまり辛いと思いつめないタイプやから、向いているのかな
　最後には逃げるからな、俺は。
　いつも逃げ道用意しておくから。
　だから、逆に夢中にもなれる
　それは恋愛のことやな。
　仕事は夢中になるというほどのことはないけど。
　
　お前が生きてたらな。。。
　一緒に遊べたのにな。
　お前の会社、どうなってんやろな。
　お父さんがやってはるみたいやけど。
　嫁さんどうしたんやろな。
　実家へ帰りはったみたいやけど。
　ええ嫁さんやったけどな。
　綺麗し。
　けど、お前、悩まされたんか？
　お前全部かかえたんやろな。
　だから、俺は自分勝手に生きるわ。
　自分勝手に死ぬお前を見習うわけにはいかんからな。
　お前がみんなに好かれた分ぐらいは、嫌われるわ。
　勝手する。
　しようと思ってるけど、嫌われるのがこわいからでけへんけど　　な。
　
　まっ、またな。
　また、お前の墓に行くわ。
　そのとき、ちょっとはでてこいよ。