奪取

2004年3月29日 恋愛
僕はもう奪うしかないのかも知れない。

君に彼氏がいて、そして、彼氏の利害と、僕の利害がぶつかるとき、僕は君の考えに委ねるというのが筋だと思っていた。

「君の好きなようにすればいい」

僕のことが好き。
彼氏のこともまだ好き。

というコンフリクトな状態を打破するには、どうしたらいいか。
奪うしかないし、躊躇する余地がない。
否、ある。

君は、こう思っているかも知れない。
「あなたを選んで、わたしはシアワセになれるのだろうか」

前回の恋では、僕が負けた。
元彼に負けた。
元彼VS今彼だったのである。
これは明らかに不利なのである。

今彼VS次彼は、次彼が優位だ。

しかし、その優位性も、逆に僕たちの躊躇する原因になっているとみている。

なぜなら、

いま、盛り上がっているだけじゃなかろうか。
後悔しないか。

と。。。

そして、僕は独身ではない。
彼氏と別れるエネルギーでさえ大変なのに、
妻と別れるエネルギーがあるのかと、
思うのが、必然である。
そもそもその気があるのか。

僕は、それを自問自答し続けている。
おそらく君も、そうしているのだろう。

(でも本当は、最近になって考えだしたことであって、躊躇なんてあんまり考えたこともなかった。逆にいま、できる限りのことをやってやるという態度だった)

ただ、僕がなんとなくわかるのは、
もしそれをしても、後悔しないことがわかってきた。
逆に君と別れることが僕にとって、とても辛いことで、後悔するだろうことがわかってきた。

僕は、とうとう、そうなのかもしれないと思ってきたから。
僕は、見つけたのかも知れないという予感が、ますます大きくなってきたから。
永遠を誓ってみようと思う相手を。

だから、もう君を奪ってしまおうかと思う。

君の体の上で、また僕が涙を流しても、かっこよくないし。

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