優子が交通事故にあったらしい。
僕の呪いが効いたのかも知れない。
10000回呪ったら、相手を殺せると聞いた。
だから、僕は1000回ぐらい呪った。
そしたら、この近所で事故にあったらしい。

で、彼女がメールしてきた。

僕は・・・もう会いたくないよ。

どんな状態か、どこの病院か、聞いてみた。
すぐ近くの病院だった。
顔だけだした。

僕は勝てる自信があった。
僕はシアワセなんだ。
優子が入り込む余地はない。

部屋に入った。
懐かしい顔が、体があった。
個室に1人だった。
痛々しい姿だったが、首より上は大丈夫の様だった。

どうしたらいいの・・・

かわいそうだ。。。

苦しい。。。

「大丈夫なんか?」
「きてくれたん。ありがとう」
「痛い?」
「複雑骨折やって。もう手術して大丈夫やって」
「あっ、そう。お父さん怒ってたやろ」
「うん・・・・」
「やっぱり死んだら僕にはわからんな」
「連絡しようか迷った」

と誰かが部屋に入ってきた。
「大丈夫?」
2人の女の子。
「あっ、こんにちは」
僕に気づいて挨拶してくる。
誰という顔をしている。

優子が名前を告げる。

「あ〜、優子がお世話になってます」

僕たちは別れたんだよ。。。
居たくない。
僕は彼女を嫌いじゃないよ。
好きだよ。
その気持ちはもう凍結したんだ。

僕には、もっと好きな人ができてん。

「ごめん、仕事あるから帰るわ」

僕は帰った。

仕事が終わって、メールが入った。
「今日はありがとう。辛かったけど、ましになりました」
「僕は今から帰ります。おなか減った。たこ焼き買います」
「たこ焼き。おいしそう」
「持っていったろか?」
「無理せんといて」
「10分ぐらいでいけるから、持っていったるわ」

僕はたこ焼きを買いに行った。
心斎橋に。
そして、病院へ行った。
そしたら、下で呼び止められた。
当たり前だけど。
そして、事情を話した。
嫌な顔をされている。

やっぱりイヤだ。
本当は、僕は僕を辛い目に会わす人といたくない。
僕は、僕を見守ってくれる人がいる。
僕も君が好きだ。

警備員が看護婦に問い合わせをしている。
なんかややこしいことになっている。
僕は、そこで君に電話した。
呼び出しを数回してやめた。
ごめん。

僕は何をしているんだ。
たこ焼きとお茶をゴミ箱に捨てて、帰ってきた。

僕は、同じ過ちは犯さない。
誘惑はやめて。
情で訴えるのはやめて。
泣いて責めるのはやめて。

僕は悲しませることはしないから、逃げたりしないよ。
今、僕には、もう大事な人が、いるから。
君は、僕にとって特別なんだから。

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