お腹すいた

2004年2月19日 日常
家に帰ると奥さんが待っていて、
「お帰り」
って言ってくれる。

「腹減った〜」
などと言いながら、部屋に入っていく。

奥さんが、
「ちょっとまってね〜」
とか言いながら、早速、僕のご飯を温めなおしたりなんかしてる。

僕は部屋着に着替えていると、
「とりあえずこれだけでも食べておいて」
とご飯と少しの惣菜なんかのおかずがでてくる。

「あんたな、最近、おそいな〜。
浮気でもしてるんちがう?」
とか言いながら、奥さんは、ほとんど本気でない疑い発言をしながら、ご飯を作っている。

僕はそれを無視しているわけでもないが、何か変なことを言って、変に勘ぐられるのもなんだし、本気で疑っているわけでもないので、黙って、テレビを見ながら、ごはんを食べている。
「これおいしいな。自分で作ったん?」

と奥さんが、湯気のたった大皿のおかずを持ってくる。
奥さんは、にこにこしている。
それをおいて、
「そうそう、あんたにこれ食べさそうと思って」
とまた冷蔵庫に戻る。
そして、なにやら持ってきて、ようやく机に座る。

「なにこれ?」
「あんた、最近、栄養足らんから、これ食べ」
「げげっ、納豆やん!!」
「これは臭くないから食べ」
「いやや、大阪人の誇りにかけても食べれない」
「いらん誇りは捨てて食べ」
「ぐぅへ〜、こんなんおまえのあそこより く さ い」
「しね!」

なんでか、こんな生活が、一瞬、したくなってみた。
今や、あり得ないのだろうけれど。

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