02月10日付 朝日新聞の報道「バグダッド南郊の警察署で自動車が爆発、30人以上死亡」へのコメント:

明日、会社にでるし、今日は終わりだし、寒いので、イラク問題について僕の見方。

イラクには、大きく3つの精力がある。
シーア派、スンニ派、クルド族。

シーア派が最も多く、過半数以上(7割ぐらいだったっけ)。
スンニ派は少数派で、2とか3割程度。
クルド族は残りの1割程度。

イラクは、世界2位の石油産出国。
サウジアラビアが1位。
埋蔵量では、世界1。

当然、アメリカ(特にブッシュ一族)は、これに目をつけていているわけだが、このままの状況では、イラクの治安は押さるのは難しいし、だからといって手をこまねいていれば、10月の選挙に負ける。

だから、どうにかしたい。
そこで日本にも来てくれとなっている。

どうすれば、イラクの治安が落ち着くのか。
これが難しい。

フランスやドイツ、ロシアは、本当は行きたい。
利権があるから。
だかれども、自国民向けに、そういうと人気は下がる。
だからでれない。

アメリカにもメンツがある。
来て下さいといまさら言えない。
これをいうと人気が落ちるかもしれない。

アメリカは、当然、イラクに暫定政権を作りたい。
ここが治安維持の主体になればいいと思っている。
なんならフセイン以上の独裁者でも良いが、それは世間が許さない。
すると選挙をしようとスンニ派はいう。
当たり前だ、多数なのだから。
しかし、これをすると内戦になる。

内戦は酷い。
弱い者がさらに弱い者から略奪する。
治安維持どころじゃあない。

だから、選挙もできない。
しかし、その機運はイラクでは高まるのは必至。

アメリカ(ブッシュ)は、大きなジレンマに陥っているわけだ。

1、このままでは、米兵がさらに死に、選挙に負ける。

2、イラク人を主体にしようとし、選挙すると、内戦になる。当然、選挙も負ける。

3、フランス、ドイツ、ロシアにお願いすることは、治安維持には助かるが、選挙は負けるかもしれないし、利権も独り占めできない。

このことは、おそらく今年の始めにいった橋本(覚えてますか?)元首相はよくわかっているはず。
橋本は、イラクでいろんな人に会ったそうだ。
しかし、橋本と小泉は仲が悪い。
だから、その情報は、小泉にはいっていないらしい。

さらに小泉は、これから予算やなんかで忙しい。
だから、なんのアクションも取れない。

政権政党や政府が、そうなんだから日本がどうにかするわけがない。

けど、アメちゃんに今回こそはもの言えるのに。
軍隊だしたってんで。

このままでは、選挙に負けまっせ、
3の選択肢しかおまへんがな。
そのためなら、私も一肌でも二肌でも脱ぎまっせ、と。

これからの小泉がブッシュに意見が言えるか、
そして、
ブッシュが、どうやってフランスやなんかを引き込むか
が見もの。

ほんまかいな??
信じるなよー

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