僕がアダルトビデオを見なくなった理由

僕はほとんどAVをみない。
それを今回のレイプ告白で理由を思い出した。

それは、付き合っていた彼女が他の男としていたことを思い出すからだ。
最初は、そうだった。
見たら涙が出てきた。

最近は、見れないことはないが、なんか心の闇が動く感じはした。

その彼女の名前こそ、りか。
これは仮名でない。
僕は、あの2人に「りか」を見たので、この名前を仮名にした。

京子がいわば善のトラウマなら、りかは悪のトラウマ。
おそらくこちらの方が根強い。

彼女は、すごかった。
現場をみたのもすごいが、彼女は告白もたくさんしてくれた。
酔わされて複数プレイ。
サークルでというから、まさにスーフリだ。

しかし、本人は嫌がっていない。
僕が嫌がるから辛い顔をするだけで、本人は辛い気持ちはない。
今回、スーフリの事件で、被害者は1人あたま600万の示談金で済ませているらしい。
14人だというから、8400万だ。

りか（23）なら、1億2000万だ。
それほどの、ココロの傷があるということだろうが、
本人たちは、少なくともこの子たちは、そこまでの傷でない。
この1/100だろう。
ひとり6万、もしもらっていたら、しっかり商売として成立して、なんの傷にもならなかっただろう。

りか（23）は、告白のときに言った。
「12時から6時まで、しんどかった。」
「その後、どうしたん？」
「ちゃんと送ってくれた」

これが、もし、
「ちゃんと謝ってくれた」
「ちゃんとお金くれた」

としたら、傷になっていただろうか？

その後、京子と付き合うことで、払拭された。
忘れた。
忘れたつもりだった。

傷はやっぱり治っていない。
かさぶたの上にかさぶたができるだけ。
見えなくなるだけ。

今回のことで、またさらに傷ができて、前のかさぶたが取れた。
痛いよー。

けれど、辛いというよりは、嫌なだけ。
痛いだけ。

けど、AVは、見れないな。