別れる理由ができた

2004年1月24日
「私は、あなたのくれる愛情の量を返すことはできない。
けど、あなたは、同じだけ返して欲しい人でしょ」

そんなことをさらっというよ、この女。

「軽くして。軽くしてくれないと・・・」

この前は僕にこうも言った。


僕に妻がいることなんて、なんのプラスにもならない。
隠している限りハンデだ。
妻がいることを公言してはじめてアドバンテージにでもなろうもんである。
そのときは、相手は、やはり苦しいだろう。
それを僕が癒すという不思議な構図が成り立つこともある。


土曜に会ったのは、ほんの数時間。
今日は会うか会わないか約束していなかった。
妻が帰阪してきているので、連絡がつけれなかった。
なんとか8時半ごろに会えた。

しかし、優子は、家に帰らないといけないということで、
僕は高速で大阪の南の方まで送った。
遠い。
最初のセリフは、その道中でのセリフだ。

彼女の家は、大きな家だ。
中庭には小さな橋まである庭園がある。
離れには寺のような建物もある。

彼女は僕を家に招いた。
そのとき、家には誰もいなくて、だから犬のために早く帰る必要があったと。
そして彼女は、簡単に料理をしてくれた。

おいしい。
彼女は、料理教室をする程の腕前。


くそっ。
おいしすぎる。
体に良すぎる。


嫁に欲しい。


なんで、うちの嫁は、ごはんも炊かれへんねん。
そのかわり、年収は1000万を軽く越すもんな。
立派・・・

そんなことは、どうだっていい。


彼女は僕に優しくしてくれる。
擦り寄ってきて、キスしてきた。


もう、やっぱり、あかんみたい。
感情が高ぶらない。
冷めてるようにって、喜ばないようにって
自身を言い聞かしてしまってる。


遠い帰り道、2人のりかに電話を入れる。
りか(28)は、機嫌が悪い。
泣いたと訴える。

基本的には、2人に休日に連絡を入れない。
だから、喜んでくれるのが普通なのに、さらにブルーになる。

なんのために頑張ってるねやろ。
幸せになるためにしてるはずが、余計に不幸になっている気がする。
SEXのためだけだったはずなのに。
「もう前の男に戻ったらいいやん。僕は2番では嫌やわ、やっぱり」

「打てば響く関係じゃないと、僕は辛いわ。だから、そういう人を探すわ。ごめんな」

「軽くなんて無理。それは君が僕を好きでないから、そういうんやと思う。辛いから別れよ。君も好きな人のところへ行ったらいいねん。じゃあな」


もう別れ言葉は、できている。
もうちょっと我慢していた期間をつくって、別れよう。


心の闇が、また広がった。


※秘密メモは買い物日記

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