愛なんていうな

2004年1月15日
4人の女が、僕を愛していると口にする。

優子は、僕に苛立った。
自分の言っていることをわかってもらえない苛立ち。
そして
「まあ、○○にはわからんと思うけど」
と突き放した。
なんで、そんなイヤケチいわれなならんねん。
僕は我慢した。
でも、別れ際に、なんでそんなこと言ったのか聞いた。
そしたらイラっとしてしまったと、ごめんと。
なんでイラっとしたのかは言わない。
で、帰っていった。
家について電話がかかってきた。
「眠たいから寝るわ」

一生、寝とけ。


言葉ですべてが相手に伝わると思うのは傲慢だけど、もっとこの女は勘違いしていて、愛し合っていたら、感覚が同じなら、わかりあえるって思っているらしい。
「○○とは感性が一緒やわ」
僕にいった言葉。
めっちゃ不安だった。
「○○とは感覚が違うな」
最近、たまに言われる。


なんやねん、それ!

僕は理屈を優先しないように考えている。
論理には必ず限界があるし誤謬が起こりやすい。
感性を大事にしているつもり。
それは、君の痛いと僕の痛いは、大まかに一緒だろうということの上に成り立っている。
昔は、君の痛いと僕の痛いは違うと思った。
多分、違うのだろう。
けれど、今は「冬に足の小指をカーッンって打った感じ」で伝わると信じている。
なんだったっていいけど、そうやって苦しんで、人の気持ちをわかろう、自分の気持ちを伝えようと、日夜、努力しているのだ。


感性が一緒とか、感覚が違うとか、コミュニケーションの努力をする気がさらさらないやん。

それで何が愛やねん。
アホか。

りか(23)に電話する。
でない。
たいがいでない。
メールする。
反応なし。

後で
「友達の相談にのってたっててん。ごめん。浮気せんといてね」

ほんまかどうかしらんけど、お前にアドバイスもらうところから、お前の友達は間違ってるわ。
アホか。


まあ、こんなやつら程、マニュアルどおりの責め方で落ちる。
僕はもてたことがない。
だから、そういう研究を日夜する。
でも、本当は、好きな子にはもてたい。
好きな子からは人気者になりたい。
僕もファンになる。

だから、本当は手をしたくない。
けど、こいつら手をしないと落ちない。


まず類似性を探す。
2人の同じところ。
趣味でも、経験でも、価値観でも良い。
人間同じところなんていくらでもある。
しかし、その前提として、一見、違う方がいい。
すべてギャップ理論だ。
サプライズがないと意識にのらない。

近接性の要因
初頭効果
段階的説得法
心理的リアクタンス:

と、そんなことは本に載っている。
ドキドキすることで勘違いすることも利用する。


でも、そんなことで得た愛は下らない。

愛とか、もういうな。

*****************************************

感性と理屈(論理)どちらかで考える二元論で人間を捉えるのは怖い。
僕はどっちもフルに使おうとする。
男は比較的、理屈だけに頼る。
いったん信じたことを曲げにくい。
理屈には限界がある。
なんでそんなことを考えるのか。
僕は好きな人のことを知りたい。
喜ばしたい。
僕の思いを伝えたい。
だから、日夜努力する。
諦めない。
感性でも理屈でも神でも超能力でもなんでもいい。
二人の世界を共有したい。

僕の態度が拒絶されたとき、互いに元の孤独に帰る。

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