僕の友たち その1

2004年1月13日
最近、いい意味、ココロの乱れがないので、日記に書くことがない。
ので、下らないことをしてみる。

僕には色んな友達がいるが、同じモノを求めていると感じ、お互い認め合う友人が2名いる。
彼らと僕が何を共感しているか言及することで、何を求めているのかを考察していきたい。

1人は既婚者、1人は独身だ。
既婚者の方を安藤。安藤は、小学校からの友人。
独身の方を笹谷とする。
笹谷は、高校からの友人。

安藤は、いわゆるブルーカラーの男だ。
若い頃から、僕たちは、SEX相手を探すことに明け暮れた。


しかし、何人としたということを競ったことはない。
どんな子と関係を持ったのかということは、よく話した。

僕たちは、一夜限りのSEXというものを求めたりはしない。
成りゆきで、そうなることはある。
けれど、こちらからそうすることは稀だ。

彼は、一人の彼女と20前から、5年程、付き合っていた。
彼は浮気こそ繰り返したが、彼女を彼なりに愛していた。
そして、当然のように結婚という話しが出てきた。
彼女は在日だった。
在日らしく、色白で肌が綺麗だった上に、顔はえらがはっているということもなく、スマートな卵形の顔だったので、在日とは思えない顔立ちだったし、綺麗な子だった。

付き合っているとき、少しではあるが、安藤の両親が難色を示した。
それは、当然である。
差別意識ではない。
文化が違う家庭同士が結びつけるのか心配するのは当然だし、その程度の難色ぶりだった。
彼女は、彼の家にあしげく通い、両親とも仲良くなり、そんな心配はすぐになくなったと思えた。
しかし、彼女の家族が反対した。
日本人と結婚を許すわけにはいかないと。

それから、彼らは、何となく別れていった。

彼はそれからも女の子との交わりを求めた。
そんな中の1人が、看護婦だった、今の嫁だ。
彼が彼女とのことで男の心理をついた発言をしたのを覚えている。
はじめてSEXした日の感想。

「いい子やったで。口でするのもうまく、音まできっちりだして舐めまわしてくれる。お尻の穴まで舐めてくれた。うれしくて、悲しいわ」

で、その子が、その後間もなく入院する。
大きな病気だった。
手術を繰り返した。
退院してもすぐに入院、手術。
原因は、付き合いだす前に抜いたオヤシラズ。
そこから雑菌が入ったと。
退院して実家で静養。
実家は三重県。
ほとんど会わない電話だけの日々。

「どうするねん?お前が悪くないねんやろ・・・」
「うるさい!」

本人は苦しんでいたが、女の子への関心は同じく続く。
それはそれ、これはこれ。
でも彼女はそのひとり。

そして彼女と結婚する。
資産家でもなし、料理はまったくしないし、浪費家の彼女。

いまだに子供はいない。
セックスレスだそうだ。
そうだろう。
体が弱いから、子供も産めないそうだ。

パチンコ屋の店員やトラックの長距離運転手など、その時給与が良いのに就く。
そして今は廃棄物回収業。
今はこの給与が良いらしい。

そしてSEX相手を探して日夜努力を重ねる。
たまに報告をしてくれる。
今は、20才の甲南女子大のお姉ちゃんと付き合っている。
自慢された。
写真を見たらアイドル並。
売りだろうと疑ったが、そうでもないようだ。


彼に正月会って、2人で飲んだ。
僕がきいた。
「仲いいんか?別れたりせえへんのか?」
「案外、仲いいで。料理するのも、洗濯するのもすきやし。
けど、片付けだけは、俺も苦手やからして欲しいな」

僕は友達の一人が死んでから、気のかかる友達に、たまに連絡をとるようにしている。特にこの2人に死なれるのは困る。
だから、多少幸せを僕の削っても構わない。
まれにお金を貸してくれと言ってくる。
僕は貸す。
絶対返してくれる。
僕以外の2人は、スロット好きだ。
だから、大負けすることがあるのだろう。
2〜30万貸してやる。
ええよ返さんでも。けどその時は2度と貸さんけどな。

「死ぬねやったら貸し足るけどな。」
今は、こう付け加える。
死ぬのなら、なんぼ貸せるかな?
その時は逃がすかな。

安藤は何を最も大事にしているのか?

別の友人がある実験を成功させた。
夜中、そろそろ寝ようかしていた時、お腹が減ってきたらしい。
彼の部屋にはカップラーメンが常設されていた。
そしてお湯を沸かさそうと立ち上がり電気をつけたら、
借りたままで見ていないビデオが目に付いた。

そして、気がついたら、パンツを脱いで、カップラーメンの蓋は開けた状態で寝てしまっていたと。
よって、以下の法則が成り立つと豪語していた。
眠気>性欲>食欲

この方法は難しい。
だからといって、単純にカウンタブルな時間やお金で量るのも違う。
感覚でいくしかない。

?女の子
?嫁
?釣り
?ゲーム
?酒


の順かな。
ここ嫁は女関係に関して、何も言わない。
それについては、信頼している感じ。
多少、キャバクラに行っても遊びだろうという感じ。


女の子に、なぜそんなに執着するのだろうか。
何がそんなに楽しいのか。
ゲームとして面白いのはわかる。
でも何も残らないのに。

そう。
僕らは元から何かを残そうとはしていない。
していなかった。

なのに僕は日記を書いている。
もう過去のことにしてしまおうという魂胆か。

彼はいい子を探して、その子と結婚しようとしているのだろうか?
もし、その昔付き合っていたような子が現れたら、結婚するのだろうか。

僕は?
結婚するか?

その選択をしてみたい。
そう今、それをしようとしている。

僕の選択が正しかったのか、どうか?
もう一度、今の嫁をとればそれはそれでいい。


けれど、夫婦なんて作り上げていくもので、その選択がどうだったかなんて小さい問題なのかもしれない。

いや、違う。面接のための本を読んだが、カツノリは古田には絶対にならないらしい。いくら頑張ってもカツノリは古田にならないから、面接でしっかり見極めなさいと書いてあった。
同じく夫婦においても作り上げようにも、どうしようもないこともあるのかも知れない。

それはわからない。
そら、それなりの夫婦に僕たちはなるよ。
今のままなら。
けれど、どちらかが、失脚したり、挫折したり、病気をしたりして、弱くなったとき、その時、大丈夫だろうか?
逆に、その時、弱くなった方が、一緒に居たいと思うだろうか。

だいいち、僕は弱い。
強くなりたいと、それほど思わない。
負けず嫌いだけど、負け好きでもある。
すぐに逃げる。

ぐだぐだになってきた。
もうやめよう。

ここまで読んでくれた人、ごめんなさい。


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