生まれない子供

★メッセージ追加★(12/14 18:00)

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　愛し合う二人がいました。
　二人は、お互いがたまらなく愛しくて苦しい程でした。

　どんな時も、お互い協力して生きました。
　どんな状況でも、お互いは信頼し合い、頑張りぬきました。
　いつも二人は一緒でした。

　お互いの顔や体や匂いが好きでした。
　お互いの話す言葉、考える内容、夢、希望も同じく好きでした。

　二人はこの世界に二人ぼっち。
　誰も二人の世界に入れませんでした。

　二人は、本当はそれぞれ一人で孤独。
　だからその愛は、本当は片想い。
　でも、刹那に感じる相手に感動し、
　そのために二人はお互いを愛し続けました。

　そして、それは終わりました。
　でも、男は1人で片想いを止めないでいました。
　永遠を求めて。


虚構の世界から抜け出そうとした。

でも、できなかったみたい。
失敗したみたい。
もともと無理だったみたい。

僕は泣いた。
彼女は安堵した。


なんだ！！！！！！！


午前と午後は、りか（23）と病院を共に訪れた。
そうして今日の夜は、りか（28）に付き合った。

直子（妻）には話しがあると告げた。
来週、木曜日に帰ってくる。

僕は、すべての精神力と演技力を使い切った。